速読の方法とは文字を音読せずに記号のように捉えること
みなさんは、本を読むときにはどのようにして本を読んでいるでしょうか。多くのかたは文字を一文字一文字目で追い、声にださなくても心の中で一音一音発音するようにして音読をしているのではないでしょう。中には、つぶつぶとつぶやくようにして声にださないと読んでいることが頭にはいらないという人もいるかもしれません。
しかし、この一文字一文字を目で追い、また一つ一つ音声に置き換えて理解する方法では、いくら努力をしても読むスピードには限りがあります。速読とは、そもそもの方法からして普通の読書とは違っているのです。
速読の方法は、文字を一文字一文字目で追うのではなく、何文字かをブロッグで捉えて読んでいくことになります。また、この時に一つ一つの言葉を音声に置き換えて読むのではなく、記号やイラストを見た時のようにイメージで捉えて意味を理解するのが速読の方法なのです。速読では、決して一文字一文字を読むということは行いません、文字を範囲で捉えて、そのまま理解していくことが大切なのです。
文字をブロックで捉えて、そのままイメージで理解するという速読の方法は、初めのうちは難しく感じるかもしれませんが、では、それがイラストであったとしたらどうかを考えて見ましょう。リンゴのイラストた目の前にあったとします。このリンゴのイラストを見た時に、あなたはイラストがリンゴであることを瞬時に理解できると思います。この時には、色が赤くて、丸くてというようにイラストをいちいち分解してみることなく、目に入ったイメージからそれがリンゴであることを理解しているでしょう。イラストを目でみてイメージからぱっとその意味を理解するということは、複雑なイラストでなければ誰でもきることです。では、これが文字になるとどうでしょうか。
この文字を見てください。
「リンゴ」
あなたは「リ」「ン」「ゴ」と一文字ずつ目で文字を追って、文字がリンゴであることを理解したでしょうか、それとも「リンゴ」という文字がぱっと頭に入って、それがリンゴであることを認識できたでしょうか。後者であったという人は、それが速読的な文字の見方ということになります。一度に文字を見ることができる文字数というのは個人差がありますが、文字数の少ない単語であれな特にトレーニングをしていない人でも文字をブロックで捉えて意味を理解するということが可能なことが多いのです。
速読がなぜ理解力を落とさずに読み速度だけを上げられるのか、速読の方法というのを体感していただけたでしょうか。
一度にブロックで捉えることのできる文字数というのは、トレーニングでどんどん増やすことができます。それよって速読の能力をアップさせることができるのです。また、ものをイメージで捉えることは右脳が得意とする分野です。速読のトレーニングを行うことで右脳が活性化できるといわれている理由も、この点にあります。