速読トレーニングを行うコツははじめは「大雑把」に読むことだった

速読のトレーニング方法というのは、色々な流派や方法があります。しかし、どの方法にしても流派にしても、共通するトレーニングのコツがあります。それがはじめのうちは「大雑把」に読むということなのです。

速読は流し読みやななめ読みとは違います。スピートをもって本を読みながらも、内容は普通に読むのと変わらないだけ、しっかりと理解していなくては速読をする意味がありません。しかし、しっかいと内容を理解しながらスピードも殺さずに本を読むというのは、はじめのうちにはなかなかできることではありません。速読の感覚に慣れるまでは、内容を理解しようと思えばどうしても速度が落ちていってしまうのです。

そこで、トレーニングの段階では、あまり内容を理解することに捉われすぎずに、少し大雑把に読むことを心がけましょう。文字を見るだけで、内容を全く理解せずに読み終えてしまうのは全くもって意味がありませんが、読みきれていない部分があったとしても、そこに引っかからずに、だいたいの意味を理解しながらスピードを落とさずに読むトレーニングをしましょう。それによって、速読のスピード感に慣れるということも重要なトレーニングの一つなのです。

初めて読む本なら、読み終わった時点で半分は意味を理解しているくらいを目標にして読みましょう。そして、内容が全て理解できていないうちは、その本を繰り返して読んでみることが大切です。一度読んで半分は理解している本ですので、次に読む時には、だいたいどんなことが書いてあるかが分かりますから、速読の精度もあがることでしょう。2度目に読んで8割、3回目では全て内容を理解できるような読み方ができるようにトレーニングをします。

このトレーニングをしていくうちに、初めて読む本でも理解できる内容がだんだんと増していき、最後には読み返しが必要ないくらい、一度の速読でも内容が理解できるようになります。一度で内容を理解することにこだわってスピード感のないトレーニングを続けるよりも、速読の上達度は高いでしょう。

速読はスポーツに近いものがありますので、コツをつかむまではなかなか上達しないように感じるかもしれませんが、コツをつかめばどんどん上達することを実感できると思います。そういった意味でも大雑把にかまえて、はじめはできなくても当然というつもりでトレーニングをすることもコツの一つです。

まずは大雑把な気持ちで大雑把に読むことから速読のトレーニングをはじめてみましょう。難しい場合には読む本のレベルを落としてみることも大切です。

はじめは大雑把でも、ある日、案外速読ができていることに気がつくタイミングがくるはずです。そのコツさえつかめば、もう速読はマスターしたといっても過言ではないでしょう。


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